昨年、延期となった訪中団も本年度早々に、編成され5月12日(月)森会長代行を団長とする22名が茨城空港から上海浦東空港へ勇躍飛びたった。
訪中団派遣
茨城県上海事務所を訪問、橘所長から最近の中国政治、経済、環境、観光などの状況について説明を受けた後、江蘇省蘇州市寒山寺秋爽主持、蘇州市人民政府外事弁公室兪峰副主任を表敬訪問し、友好交流を深めることが出来た。
次いで水戸光圀公の師である、朱舜水の故郷で本県常陸太田市と友好都市を締結している余姚市に入り訪中団に宮田達夫常陸太田市副市長も参加していることから余姚市人民政府主催の歓迎パーティーが開催され私達訪中団一行は熱烈な歓迎を受けた。
一昨年来県している盧建国副市長を始め政府関係者、朱舜水の子孫の方々等と、一層交流を深めることが出来、文化、観光、教育、農業、の各分野での交流を進めることが期待される。また、余姚市にある7000年前の河母渡遺跡を見学、農機具などが発掘されている事に深い印象を受けた。
日本と中国の関係は依然として厳しい状況は続いているが、今回の4泊5日の訪中により地方人民政府をはじめ民間関係機関から各々熱烈な歓迎を受け地域間交流については民間による友好交流の期待がもたれるなど大きな成果があった。